「ありがとう」が残る介護を・・・
認知症になると、様々な症状が現れます。その中でも言語機能が低下すると「失語」として症状が現れ、進行するとほとんどコミュニケーションが取れなくなることが多くあります。
最後にひとこと、ふたこと、言葉が残った時に、その方から出る言葉は何でしょうか。それは、それまでのその方の環境と周囲の人との関わりかたで随分と異なります。
私たちは利用者さまの居心地の良さや、精神的な面からもサポートし、最後に残る言葉が「ありがとう」である介護を目指しています。その為に、ご利用者様ご本人、そして御家族様の心の安定もサポートする事が私共の役目だと考えます。ご家族様は常に正解が分からず、認知症を患うご利用者様への対応に自信が持てない方も少なくありません。
当センターは、医師・ケアマネージャー・介護職が連携しながら、ご家族様により安心出来る環境やご提案をご提供致します。
また、ご利用者様には、認知症の進行予防に必要な5本柱
をパッケージにしたプログラムをご提供し、医師・管理栄養士・理学療法士・作業療法士・介護職がそれぞれの専門性を生かしサポート致します。
当センターには緑豊かなお庭があり、五感で自然の四季を感じながら利用者様同士が語り合う時間を大切にしております。
また、手作りのお食事とおやつは、1日に必要なエネルギーの半分以上を召し上がっていただけるよう、シェフと管理栄養士が思考を凝らせております。
当院院長は、認知症サポート医として認知症に精通しており、医療と介護の両面でケアが可能です。安心してご利用ください。そしてご不安なことはどうぞお気軽にご相談ください。スタッフ一同、知識を蓄え、笑顔でお待ちしています。
介護保険を利用するためには以下の手続きが必要です。
当センターでは介護認定申請の代行サービスを行っています。ケアマネジャーがスムーズに対応いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
65才以上のかたには、介護保険を利用するしないに関わらず、全員に「介護保険証」が郵送されて来ています。(ピンク色の保健証)
この保険証を持って、役所の介護保険課にいきます。(当センターでも代行申請を行っています。市役所には行かずにケアマネジャーにお知らせ下さい。当院がかかりつけ医の場合は、受診時に医師へお伝えいただくとスムーズです。)
ここで申請用紙と保険証を提出すると、保険証の代わりになる用紙がもらえます。これから認定が終わるまで保険証は預けたままになるので、この用紙は大切に保管しましょう。
1週間~2週間後に、靜岡市の担当係から自宅にご連絡があります。「○月○日○時に調査に伺いますが、ご都合いかがでしょうか」という内容です。調査員は、現在の心身状況を調査するために訪問します。
調査員は現在のありのままの姿、ありのままの生活を確認します。そのため普段の生活の様子やお困りのことなど包み隠さずお伝えください。
正確な介護認定を受けるためにも「普段と同じ状態」で調査を受けましょう。
調査員の訪問と同じころ、主治医にも「意見書」の提出依頼が来ます。これは主に、医学的視点から介護の必要性について意見を求めるものです。この「主治医意見書」と「調査員の調査報告書」を参考に介護度が判定されます。
「認定申請書」を介護保険課に提出してから約1ヵ月後に、保険証と共に介護度の判定結果が郵送されてます。介護度はそれぞれ
「自立」
「要支援1」「要支援2」
「要介護1」「要介護2」「要介護3」「要介護4」「要介護5」
に分かれています。自立と判定された場合には介護保険サービスは受けられません。また、それぞれの介護度によって利用できる制度やサービスが異なります。この判定に不服がある場合は「不服申し立て」も可能です。また、判定後に状態が急変した場合には「変更申請」を提出し再調査を依頼する事もできます。
ケアマネジャーとは、利用者の心身の状況や置かれている環境に応じた介護サービスを利用するためのケアプランを作成ます。そのケアプランに基づき適切なサービスが提供されるよう、事業者や関係機関との連絡・調整を行います。
当センターはケアマネジャーが在籍する、静岡県から指定を受けた「居宅介護支援事業者」です。
介護度1~5と判定された方は、介護保険下のサービスを利用するため、ケアプランを作成しなければなりません。まずはケアマネージャーを選び、よく相談しながらケアプランを作成しましょう。
ケアマネジャーに「計画作成」を依頼すると「私のケアプランは、この人に依頼します」と市町村に報告しなければなりません。当センターではこの手続きもケアマネジャーが代行いたしますので、送られてきた保険証をケアマネジャーに預けてください。
なお「ケアプラン作成費用」つまり「ケアマネジャーに支払う費用」は、全て国が負担となります。ケアマネジャーには「どのようなサービスを受けたいのか」「どのような事に困っているのか」など具体的に相談ください。
介護保険は「利用者本位」が原則です。当センターに在籍するケアマネジャーもこの原則をふまえ、皆様が快適に生活できるよう心から支援いたします。
認定申請書を提出してから、サービス利用ができるまで最短1ヶ月はかかります。
「介護サービスを受けたい」「介護サービスが必要になるかもしれない」とお考えなら、なるべく早くに申請書を提出することをお勧めします。
「どのサービスを、どの位受けるのか」を具体的に考えるのは申請後でも大丈夫です。介護保険に関する事でお悩みなら、まずは当センターへお気軽にご相談ください。
介護予防サービス(介護予防給付)として、地域包括支援センターの管轄となります。よって地域包括支援センター、あるいは利用者様から依頼を受けた居宅介護支援センター(当センターなど)が介護予防ケアプランを作成します。
利用者様自身が作成することも可能です。介護予防サービスのご利用については既にケアマネジャーのいる方は、担当ケアマネジャーへご連絡下さい。まだケアマネージャーを決めていらっしゃらない方など当センターでもご相談に応じています。
当センターでは「要支援1」「要支援2」と判定された方向けの、短時間ご利用可能なデイサービスもご用意しております。
医院の横に併設された施設が当デイサービス。1階~4階や周辺までご案内いたします。
手前が医院、奥が通所リハビリテーションとデイサービスです。
待合室、診察室1~3、各種検査室などございます。
デイサービス、通所リハビリテーション側は医院の駐車場とデイサービス専用のエントランスホールとなっております。※現在感染症拡大防止のため、待合室にはパーテーションを設置しております。
広いフロアには和室や休憩室、ピアノなどもあり多様な趣味活動もご用意しております。季節行事やイベントもこちらのお部屋で開催されます。
大きな鏡がある広々としたフロアで、運動、体操プログラム、スポーツクラブの先生による楽しい体操、物療やマシンによる筋力トレーニングを行います。
天気がいい日は室内はポカポカあったか。日向ぼっこが気持ちいがいい!
見晴らしと日当たりが自慢のサンデッキでは、園芸もお楽しみいただけます。緑のカーテンでは主にゴーヤを栽培、プランターでは野菜を作り収穫しては、おひたしやちぢみなど調理していただいています。
道路に面した施設の奥には、一年を通じて季節を感じられる緑豊かな中庭がございます。大きな桜の木が3本あり、毎年春には美しい桜の花を咲かせます。
初夏は新緑、秋は紅葉など街中に立地していますが四季の折々の自然を感じていただきながら、季節の行事やお茶会や園芸活動を行っています。天気のいい日にはお庭のベンチでリハビリもします。
お庭の一角にお茶室がございます。皆さまにお使いいただけるように、2016年に改装しました。
どこか懐かしい雰囲気は、昔の風景を連想させます。窓からは中庭が望め、穏やかでゆったりとした時間が心の安定を生みます。利用者様の作品の展示会なども開催しています。
居宅介護支援センター・デイサービスセンター(認知対応型)
通所リハビリテーション
大石循環器科医院 大石達夫
〒420-0839
静岡市葵区鷹匠2-6-1
tel 054-252-0625
月曜日~金曜日 8:30~17:45
土曜日 8:45~15:45
日曜日・祝日休み
年末年始・夏季休業あり
送迎範囲は旧静岡市内です。その他の地域の方はお気軽にご相談ください。
平成8年9月1日
医師・生活相談員・看護師・理学療法士・介護職員・管理栄養士
通所リハビリテーション(一般型)1ユニット25名
通所介護(認知対応型)月・木・土 48名、火・水・金 60名
2時間~8時間
ご利用者様、ご家族様の状態やご希望に合わせて対応可能です。
※デイサービス(認知対応型)・通所リハビリテーションで6時間ご利用の方の例です。
おはようございます!今日も1日よろしくお願いします!
血圧・体温・脈拍を測り記録します。体調の悪いところはありませんか?
さぁ、一緒に体操をしましょう!みんなで体を動かすと気持ちいいですね!
集団リハビリ(月~金)
理学療法士監修の体操を実施(下肢筋力の維持、強化を目指したロコモ体操)
口腔体操(月~金)
理学療法士による個別機能訓練(土)個々の運動機能に合わせた訓練を行います。
入浴をされる方はリフト付個別入浴をします。
介護スタッフの元気な掛け声のもと、お食事が始まります。
※今月の献立はけやきだよりに掲載しておりますのでぜひご覧ください。
それぞれの目的に合わせた趣味活動を行います。絵画や習字、歌に園芸。やりたいことをケアマネジャーにお伝えください。
また月に何度かの季節行事やイベントもございますので、楽しんでいただけるかと思います。アロハスタジオの皆さんや、バンドグループ、高校生の部活動の皆さんが演奏をしたりと様々でとても賑やかです。
手作りのおやつが出来上がる頃です。
桜の季節はお花見をしながら中庭で、新緑の季節は緑を眺めながらお茶室でお茶会をしましょう。
午後の音楽療法が始まります。音楽で声を出しながら、身体を動かして筋肉をほぐします。
今日も1日ありがとうございました。また、お待ちしています!
手作りの美味しいお食事をご用意いております。
食事は楽しくバランスよく!
お昼のお食事とおやつは、毎日厨房で手作りして温かいお料理を提供しております。シェフは銀座の割烹料理店、お料理教室の先生を経たベテランで、美味しく、見た目もきれいで、季節感あふれる心を込めたお料理です。
月1回メニュー会議をおこなっており、旬の野菜を中心に、出来るだけ新鮮で、出来るだけ美味しく、できるだけ食べやすく、できるだけ温かいお食事が提供できるよう、日々努力しています。
常に利用者さまに喜んでいただけるメニューの開発、食事が食べやすかったか、喜んでいただけたか等を話合い改善しています。
また常勤の管理栄養士が、利用者様の栄養管理を個別に行い、ご家族の方とも話し合いながら栄養面から体力向上を目指しています。高齢者にとって低栄養は命取りになります。月1回は必ず体重測定を実施、皆様の体重管理も行い、栄養面からも健やかな身体作りを目指します。
今月の献立はけやきだよりに掲載しております。ぜひご覧ください。
鷹匠には老舗のお店が多くありますので、近隣の甘味処、お食事処にでかけることで、地域の方との触れ合いの場を作っています。
※新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、自粛しているイベントもございます。また、外部からの慰問については現在中止させていただいております。ご理解いただけましたら幸いです。
心の充実は精神的にも肉体的にもゆとりをもたらし、生涯にわたり心身の健康を保持していくうえで不可欠なものです。予定表を見て「今月は合唱が聞ける、楽しみだな!待ち遠しいな!」と思う気持ちが大切です。
当施設では季節行事や、外部からの様々なイベントをご用意しており、年間を通して皆さまに楽しんでいただいております。また、社会とのつながりも積極的に行っております。
たくさんのイベントがあるので、ほんの一部ですがご紹介します!
月に一度地域のボランティアの皆さんと、利用者さまが一緒になりお裁縫を行うサークルを発足しました。教えてくださるのは鷹匠夢やの日比野鈴子さんです。
※現在コロナウィルス感染症拡大防止のため、中止しております。
前院長がオーナーを務めるギャラリー悠で毎月行われる、ギャラリートークに参加したり、作家さんのお話を聞いたり、みんなで語らいます。
この日は土鍋でほうとうを作りました。
介護度、利用時間などによりご利用金額が異なりますが、保険対象分の1割~3が負担となります。
負担割合は負担割合証をご確認ください。
その他に食事/おやつ代を700円、パット等50円~実費にていただきます。
ご不明な点はお気軽にお尋ねください。
詳しい料金等は以下のページをご確認ください。(H30.4~)
認知対応型デイサービス 重要事項説明書
タオル/お箸/昼食前後のお薬/歯ブラシ/上履き(初回時お持ちいただき、ご利用中はお預かりいたします)
お手洗いが心配な方は、着替えなどご用意ください。
☆月に1回、老人受給者証をお持ちください。
☆介護保険証は、更新の都度手続きさせていただきますので、ご持参ください。
認知症はご家族が普段との違いや、何だかおかしいと気付いてあげる事がとても重要です。ではどのように気付くのでしょう?