スギやヒノキなどの花粉の飛散も少なくなり、比較的アレルギー症状も落ち着いてくる方も多い7月。
しかし、この夏の時期に花粉を飛散させるのがイネ科植物です。
7月に入っても鼻水やくしゃみ・目の痒み等の症状が続いている方、最近新たにアレルギー症状現れた方は、このイネ科植物が原因かもしれません。
東海地方ではこのイネ科の花粉が3月下旬から10月と、なんと半年以上も飛散しています。7月の花粉症の症状の原因と言われています。
イネ科植物はオオアワガエリ・カモガヤ、セイバンモロコシなどで、空き地や河川敷など都市部の生活圏内にも生息しています。
普段意識はしていませんが、背が低い日常的に身の回りにある雑草です。
春のスギ・ヒノキ花粉症と同じく、イネ科の植物では目や鼻の症状だけでなく、皮膚の痒みなど全身症状が起こることもあります。
また、このイネ科植物に限らず複数の花粉に反応を起こす方もいらっしゃいます。複数の花粉に反応される方は、春から秋までアレルギー症状が続くこともあります。
前月ご紹介したエアコンによるカビなども季節性のアレルギー症状を起こすの原因となります。
当院のアレルギー科ではドロップスクリーン検査を行っております。
ドロップスクリーン検査とは
この検査で患者様のアレルギー症状の原因となる物質が判明します。原因となる物質を避け生活する事で、アレルギー症状を緩和できます。
また、健康保険が適用できますので検査費用は4,740円(3割負担の方)で受診いただけます。
※価格は2024年6月1日現在
※その他、診察料や処方があった場合には処方箋料などが別途必要となります。
この時期のくしゃみや鼻水などのアレルギー症状でお困りの方は、当院のアレルギー科をご利用ください。
大石内科循環器科医院
420-0839
静岡市葵区鷹匠2-6-1
TEL:054-252-0585