大石内科循環器科医院

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息苦しいと感じたら要注意!原因となる病気と今すぐできる対処法を医師が解説

2025.01.10 循環器

息苦しさを感じて、不安になっている方も多いのではないでしょうか。息苦しさには、肺や心臓の病気から精神的なもの、生活習慣まで、さまざまな原因が潜んでいます。この記事では、息苦しさの原因や具体的な病気の例、息苦しさを悪化させている可能性のある意外な生活習慣についても解説します。

正しい知識を知ることで、不安を減らし、安心して適切な行動を取れるようになるはずです。

息苦しいと感じる原因

息苦しいと感じる4つの原因は、以下のとおりです。

  • 肺の病気:喘息、COPD、肺炎など
  • 心臓の病気:心不全、狭心症など
  • 血液の病気:貧血など
  • その他の要因:過換気症候群、COVID-19後遺症など

肺の病気:喘息、COPD、肺炎など

肺は、体内に酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する重要な臓器です。肺に何らかの異常が起こると、息苦しさを感じることがあります。

「喘息」は、空気の通り道である気管支が狭くなってしまう病気です。発作的に息苦しさや咳、ゼーゼー、ヒューヒューなどの喘鳴が現れます。夜間や早朝に症状が悪化しやすく、ダニやハウスダストなどのアレルゲン、タバコの煙、風邪などの感染症がきっかけで発作が起こることもあります。

「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」は、主に長年の喫煙によって肺が徐々に壊れていく病気です。慢性的な咳や痰、息苦しさが主な症状です。初期には自覚症状が少ないため、気づかないうちに病気が進行してしまうこともあります。

「肺炎」は、細菌やウイルスによって肺に炎症が起こる病気です。息苦しさだけでなく、発熱や咳、痰、胸の痛みなどの症状も現れます。高齢者や免疫力が低下している方は、重症化しやすいので注意が必要です。

心臓の病気:心不全、狭心症など

心臓は、全身に血液を送り出すポンプの役割があります。心臓の働きが弱まると、肺に血液が溜まりやすくなり、息苦しさを感じます。「心不全」は、心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送れなくなる病気です。息切れや動悸、むくみなどがみられます。夜間や横になったときに息苦しさが強くなることがあります。

「狭心症」は、心臓の筋肉に血液を送る血管(冠動脈)が狭くなり、心臓の筋肉が酸素不足になることで起こる病気です。胸の痛みや圧迫感、息苦しさなどがみられます。運動時や坂道を上るときなどに症状が出やすい傾向です。狭心症は、放置すると心筋梗塞という生命に関わる病気に進行する可能性があります。

以下の記事では心不全の原因や症状、検査や治療法について解説しているので、あわせて読んでみてください。

血液の病気:貧血など

血液は、体中に酸素を運ぶ役割をしています。酸素を運ぶ赤血球が不足したり、赤血球の中にあるヘモグロビンという酸素を運ぶ物質が減ったりすると「貧血」になります。貧血になると、体全体に酸素が行き渡らなくなり、息苦しさや動悸、めまい、疲れやすさなどの症状が現れます。

階段を上ったり、少し走ったりしただけで息切れがひどくなることもあります。貧血は、鉄分不足やビタミンB12不足、慢性的な出血などが原因で起こります。

その他の要因:過換気症候群、COVID-19後遺症など

息苦しさの原因は、肺や心臓、血液の病気だけではありません。過換気症候群は、精神的なストレスや不安などから呼吸の回数が増えすぎて、血液中の二酸化炭素が減ることで起こります。息苦しさやめまい、手足のしびれなどの症状が現れます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症として、息苦しさや倦怠感などが長引く場合もあります。甲状腺の病気や異物誤飲、食道がん、逆流性食道炎、肥満なども息苦しさの原因です。他にも以下の症状がある場合は、自己判断せず、医療機関を受診して適切な診断と治療を受けましょう。

  • 突然の強い息苦しさを感じた場合
  • 強い胸の痛みや冷や汗を伴う場合
  • 安静にしても症状が改善しない場合
  • 意識障害や呼びかけに反応しない状態
  • 異常な呼吸音(ゼーゼー、ヒューヒュー)がある場合

息苦しさの背景に、甲状腺の病気が関係しているケースも少なくありません。動悸や不安感、体重変動を伴う場合は、甲状腺機能の評価が重要です。当院で行っている検査内容については、以下のページで詳しくご案内しています。

息苦しさを悪化させる生活習慣

ここでは、息苦しさを悪化させる生活習慣について解説します。

喫煙

タバコは、健康にさまざまな悪影響を与えることが知られています。タバコの煙に含まれる有害物質は、肺の細胞を傷つけ、炎症を起こして肺の組織を破壊します。タバコを吸い続けると、肺の機能が低下し、息苦しさを感じやすくなる場合があります。

COPDは進行性の病気であり、重症化すると呼吸不全に至るリスクがあります。喫煙は喘息の症状も悪化させます。タバコの煙は気管支を刺激し、炎症を悪化させるため、喘息発作を誘発しやすくなります。

過度な飲酒

お酒を飲むとリラックスした気分になりますが、飲みすぎると呼吸にも悪影響を及ぼします。アルコールは、脳にある呼吸中枢の働きを抑制するため、呼吸が浅く遅くなってしまいます。

睡眠中は呼吸が浅くなりがちなので、飲酒後に寝てしまうと呼吸が抑制され、無呼吸が生じるリスクが指摘されています。睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や不整脈、脳卒中などのリスクを高めることが知られています。アルコールの過剰摂取は免疫機能を低下させ、肺炎などの呼吸器感染症にかかりやすくなります。

高血圧について網羅的に知りたい方は、以下の記事をぜひご覧ください。
>>大石内科循環器科医院|高血圧の基礎知識・症状・治療について

運動不足

運動不足は、心臓と肺の機能を低下させ、息苦しさの原因になり得ます。心肺機能が落ちると酸素を効率よく取り込めず、少し動いただけでも息切れしやすくなります。日常生活に支障をきたす場合があり、さらなる体力の低下を招く可能性もあります。

ウォーキングや軽い筋力トレーニングなどの運動を定期的に行うことで、心肺機能の維持・改善が可能です。ただし、日常動作で息苦しさや動悸を感じる場合は、不整脈などの心臓の異常が隠れていることもあるため、心臓の状態を一度詳しく確認しておくと安心です。

当院で行っている検査内容については、以下のページで詳しくご案内しています。

肥満

肥満は、呼吸器に大きな負担をかけ、息苦しさを悪化させる原因です。過剰な脂肪は、横隔膜の動きを制限し、肺を圧迫するため、肺の膨らみが悪くなり、十分な酸素を取り込めません。肥満は、睡眠時無呼吸症候群のリスクも高めます。

原因を正しく評価するために行う検査については、以下のページで詳しくご案内しています。

息苦しさの種類と症状

ここでは、息苦しさの種類と症状について詳しく解説します。

突然息苦しい:窒息感、パニック

突然息苦しい感覚がある方は、窒息感を覚えたりパニックを引き起こしたりする可能性があります。急に息が吸えなくなり、胸が締め付けられるように感じて、冷や汗が止まらなくなるなども考えられます。突然の息苦しさは、以下の原因が考えられます。

  • 喘息発作
  • 過換気症候群
  • パニック障害

常に息苦しい:慢性的な息苦しさ、倦怠感

常に息苦しい方は、呼吸が浅く、十分に空気が吸えないような感覚がある方が多いです。日常生活にも大きな支障をきたし、倦怠感や疲労感を引き起こします。慢性的な息苦しさの原因はさまざまですが、COPDや心不全のように進行性の病気の場合もありますので、早期の診断と治療が重要です。

慢性的な息苦しさの原因として代表的なのが、呼吸器の病気です。なかでも、喫煙歴のある方や長期間症状が続いている場合は、注意が必要です。以下の記事では、慢性的な息苦しさの原因となる代表的な疾患について詳しく解説しています。
>>慢性閉塞性肺疾患

運動時に息苦しい:労作性呼吸困難、動悸

運動中に息切れが激しくなり、呼吸が苦しくなる、労作性の呼吸困難もあります。健康な人でも激しい運動をすれば息苦しくなりますが、労作性呼吸困難の場合は、軽い運動でも息苦しさを感じます。心臓弁膜症などの心臓の病気も、労作性呼吸困難を引き起こします。運動時の息苦しさを軽視せず、適切な検査を受けることが大切です。

以下の記事で、動悸の症状について詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。
>>動悸

息苦しさとともに現れる症状:咳、痰、発熱、胸の痛み

息苦しさは、咳や痰、発熱や胸の痛みなど、他の症状として現れることもあります。他の症状があるため、息苦しさの原因を特定する重要な手がかりになります。息苦しさと同時に現れる症状によって、考えられる病気は大きく異なります。自己判断は危険なので、医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けましょう。

緊急性の高い症状の場合は、ためらわず救急車を呼びましょう。

息苦しいときに病院を受診すべきタイミング

息苦しいと感じたとき、すぐに病院に行くべきか迷うことがあります。命に関わる危険な症状と、様子を見ても良い症状には明確な違いがあります。ここでは、息苦しさの症状の見分け方を解説します。

すぐに救急車を呼ぶべき症状

息苦しいと感じる症状の中には、命に関わる緊急性の高いものがあります。以下の場合は、一刻を争う状態である可能性が高いため、ためらわずに119番通報をしましょう。

  • 突然の胸の痛みと息苦しさ:心筋梗塞や肺塞栓症などの重篤な病気が疑われる
  • チアノーゼ:唇や爪が紫色になる
  • 意識障害:意識がもうろうとする
  • 冷や汗:理由もなく大量の冷や汗が出る
  • 血痰:激しい咳とともに血の混じった痰が出る
  • 喘鳴(ゼーゼー音):呼吸のたびに音がし、息苦しさが悪化する

家族や周囲の人に助けを求め、できるだけ安静にして救急隊の到着を待つことが重要です。

早めに受診したほうがいい症状

緊急性は低くても、数日間息苦しい状態が続く、日に日に症状が悪化しているなどの場合は、早めに医療機関を受診すべきです。風邪ではないのに息苦しい感覚だけが続く場合、心臓や肺の慢性的な病気が隠れている可能性があります。

息苦しいと感じるとともに足のむくみや体重増加、疲労感が強いなどの症状がある場合は、心不全などの可能性も考えられます。自己判断で様子を見るのではなく、かかりつけ医や呼吸器内科、循環器内科などの専門医に相談しましょう。早期に原因を特定することで、適切な治療を始めることができ、症状の悪化を防ぐことができます。

息苦しさを和らげるための7つの対処法

息苦しさを和らげるための7つの対処法は以下のとおりです。

  • 楽な姿勢をとる
  • 呼吸法を意識する
  • 酸素吸入を行う
  • 薬物療法を行う
  • リハビリテーションを行う
  • ストレス管理をしてリラックスできる時間を作る
  • 禁煙を心がける

楽な姿勢をとる

息苦しさを感じたときは、まず自分にとって楽な姿勢を見つけることが大切です。体格や症状によって楽に感じる姿勢は異なるため、次のような姿勢を試してみましょう。

  • 座って前かがみになる姿勢:腹部の圧迫を軽減し、横隔膜が動きやすくなる
  • 壁にもたれて立つ姿勢:胸郭が広がり、呼吸が安定しやすい
  • 上半身を高くして横になる姿勢:心臓や肺への負担を軽減し、息苦しさを和らげやすい

特に高齢者や体力が低下している方は、無理のない姿勢を選び、肩や首の力を抜いてリラックスすることがポイントです。

呼吸法を意識する

呼吸法を意識することで、息苦しさを軽減できます。口すぼめ呼吸は、息を吸うときは鼻から、吐くときは口をすぼめてゆっくりと吐き出す呼吸法です。お腹を膨らませたりへこませたりする腹式呼吸も効果が期待できます。腹式呼吸は、横隔膜を意識して動かし、深い呼吸を促します。

呼吸を深くゆっくりにすることで、息苦しさを和らげる効果が期待できます。ただし、症状が強い場合は酸素投与など医療的な対応が必要になることもあるため、早めの受診が大切です。

呼吸法を工夫しても息苦しさが改善しない場合、心臓の動きやポンプ機能の低下が関与している可能性もあります。呼吸の問題と心臓の状態をあわせて評価することが重要なため、当院で行っている検査については、以下のページで詳しくご案内しています。

薬物療法を行う

息苦しさの原因によっては、薬物療法が有効な場合があります。喘息の場合は、気管支拡張薬を使用することで、気管支を広げて呼吸を楽にできます。COPDの場合は、吸入ステロイド薬や気管支拡張薬を使用します。心不全の場合は、利尿薬や強心薬などを使用します。

薬物療法は、根本原因にアプローチする治療の一つと考えられています。

リハビリテーションを行う

呼吸リハビリテーションは、呼吸機能の改善や維持を目的としたプログラムです。息苦しさを感じにくい体作りをサポートし、日常生活の活動性を高める効果が期待できます。COPDの患者さんに対する運動療法の効果は、呼吸困難や疲労感を軽減し、生活の質(QOL)を向上させることが報告されています。

理学療法士などの専門職が関わり、呼吸法指導や運動量の調整を行いながら、安全に継続できる点も特徴です。

ストレス管理をしてリラックスできる時間を作る

ストレスは、息苦しさの原因の一つです。息苦しさの一種「過換気症候群」は、精神的なストレスが原因で起こる呼吸障害です。リラックスできる時間を作る、趣味を楽しむ、十分な睡眠をとるなど、ストレスを軽減するための工夫をしましょう。

深呼吸や腹式呼吸、瞑想などは、自律神経のバランスを整え、呼吸を落ち着かせる効果が期待できます。不安や緊張が強い状態が続く場合は、医療機関や専門家に相談することも大切です。

禁煙を心がける

喫煙は、肺機能を低下させ、COPDなどの呼吸器疾患のリスクを高めるため、息苦しさを悪化させる原因です。禁煙は、息苦しさの改善だけでなく、健康全般にも大きなメリットがあります。COPDの危険因子は喫煙であり、禁煙はCOPDの予防と進行抑制に効果が期待できる方法の一つです。

禁煙後は、咳や息切れが徐々に軽減するなど、呼吸機能の回復を実感できる場合もあります。

今すぐできる4つの応急処置

今すぐできる応急処置について、以下の4つを解説します。

  • 新鮮な空気を吸う
  • 衣類を緩める
  • 水分補給をする
  • 救急車を呼ぶ

新鮮な空気を吸う

新鮮な空気を吸うことは、息苦しいときに効果が期待できます。窓を開けて外の空気を部屋に取り込んだり、換気扇を回して室内の空気を入れ替えたりしましょう。空気清浄機を使用するのも一つの方法です。可能な場合は、近くの公園や広場など、屋外に出て外の空気を吸うのもおすすめです。

寒い時期に窓を開けすぎると体が冷えてしまう可能性があるので、注意しましょう。花粉症などのアレルギーを持っている人は、症状が悪化する可能性があるので、空気清浄機を使うなどの工夫が必要です。

衣類を緩める

息苦しいときは、衣類が呼吸を妨げている可能性があります。きつい服は、胸やお腹を締め付けて呼吸を困難にします。首元や胸元が締め付けられていると、息苦しさが増すため、ネクタイやボタン、ベルトなどを緩めましょう。女性の場合は、ブラジャーのホックを外すだけでも、呼吸が楽になることがあります。

体を締め付けない服装を日頃から意識することも、息苦しさの予防につながります。

水分補給をする:脱水を防ぐ

息苦しいときは、脱水症状を起こしている可能性があります。脱水状態になると、血液が濃くなり、酸素を運ぶ能力が低下します。こまめな水分補給は、血液の循環をスムーズにし、酸素を体に行き渡らせるために重要です。水やお茶、スポーツドリンクなどを少しずつ、こまめに飲むように心がけましょう。

高齢者の場合、脱水症状に気づきにくいため、注意が必要です。経口補水液は、水やスポーツドリンクよりも効率的に水分と電解質を補給できるため、脱水症状が強い場合におすすめです。

救急車を呼ぶ

息苦しさは、命に関わる重篤な病気のサインの可能性もあります。喘息発作や心筋梗塞、アナフィラキシーショックなどは、急激に症状が悪化し、生命の危険にさらされる場合があります。救急車を呼ぶときは、現在の状況、患者さんの年齢や性別、具体的な症状などを落ち着いて伝えましょう。

息苦しさに関するよくある質問(FAQ)

息苦しさに関する寄せられる質問を解説します。

息苦しいときは何科を受診すればいい?

一般的には、まずかかりつけ医や内科を受診することをおすすめします。問診や診察を通じて、原因がある程度絞り込まれれば、適切な専門科に紹介してもらえます。救急性が高い症状の場合は、迷わず救急外来を受診しましょう。適切な診療科を選ぶことで、より早く正確な診断と治療を受けることができます。

息苦しい症状は自然に治る?

軽い息苦しさであれば、休息を取ることで自然に改善することもあります。運動後の一時的な息切れや、緊張によって一時的に呼吸が浅くなった場合などは、しばらく安静にしていれば落ち着くことが多いです。以下の場合は、自然治癒を期待せず医療機関を受診すべきです。

  • 息苦しい状態が数日続く
  • 日常生活に支障が出る
  • 症状が徐々に悪化している

放置すると、重大な病気が進行してしまう可能性もあります。自分の体の声に耳を傾け、異変を感じたら早めに専門家に相談することが大切です。

夜だけ息苦しいのはなぜ?

夜間に息苦しいと感じる場合、以下のような原因が考えられます。

  • 心不全:横になると心臓に戻る血液量が増え、肺がうっ血して息苦しくなる(座ると楽になる)
  • 喘息:夜間〜明け方に発作が起こりやすく、息苦しさや咳、ゼーゼー音を伴う
  • 睡眠時無呼吸症候群:睡眠中に呼吸が止まり、息苦しさや息切れを感じる
  • 逆流性食道炎:横になることで胃酸が逆流し、胸の違和感や息苦しさが出る

夜だけ症状が出る場合は、その旨を医師に伝え、適切な検査と治療を受けることが大切です。

子どもが息苦しそうにしているときはどうすればいい?

子どもが息苦しそうにしている場合、まず落ち着いて状態を観察しましょう。鼻が詰まっているだけなのか、咳がひどいのか、呼吸が速く浅くなっているのかを確認します。顔色が悪い、唇が紫色になっている、意識がはっきりしないなどの場合は、すぐに救急車を呼んでください。

軽度の場合は、背中をさすったり、加湿器で部屋の湿度を上げたりすることで楽になることもあります。子どもは症状を正確に伝えられないことが多いため、少しでも不安な場合は小児科や救急外来を受診することをおすすめします。直感を信じて早めに対処することが、子どもの健康を守ることにつながります。

マスクで息苦しいと感じるときの対処法はある?

マスクを長時間着用していると、息苦しいと感じることがあります。マスク内の二酸化炭素濃度が上がることや、呼吸がしづらくなることが原因です。以下のような対処法を試してみましょう。

  • 通気性の良いマスクを選ぶ
  • 定期的にマスクを外して深呼吸をする
  • 鼻呼吸を意識する

マスクのサイズが合っていない場合も息苦しい原因になります。自分の顔にフィットするサイズを選び、隙間ができないように調整しましょう。どうしてもマスクが息苦しい場合は、人が少ない場所では適宜外すなど、無理をせずに対応することが大切です。基本的な感染対策は忘れずに行いましょう。

まとめ

息苦しさの原因はさまざまで、肺や心臓、貧血など、その他にも多くの病気が考えられます。喫煙や過度な飲酒、運動不足や肥満などの生活習慣も息苦しさを悪化させる要因です。息苦しさの種類もさまざまで、突然起こる発作性のもの、常に感じている慢性的なもの、運動時に感じるものなどがあります。

咳や痰、発熱、胸の痛みなどを伴う場合もあります。息苦しいと感じたら、楽な姿勢をとる、呼吸法を意識する、水分補給をするなどの対処法を試しましょう。息苦しさは客観的な検査だけでなく、本人の感じ方や心理的状態も含めて評価すべき症状であることが報告されています。

症状が改善しない場合や悪化した場合は、すぐに医療機関を受診してください。

参考文献

大石内科循環器科医院
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